XFIG Users Manual

メイン・メニュー

xfig のウィンドウの上部には以下のメニューが置かれています。

File
ファイルのロードやセーブ、図のプリンタやファイルへの出力、 xfig の終了

Edit
Undo、オブジェクトやテキストのペースト、 テキストの検索/置換やスペルチェックなど

View
画面の再描画、拡大/縮小など

Help
マニュアルの表示


File メニュー

[ File menu ]

New
新しい図の作成のために、 キャンバスからすべてのオブジェクトを削除し、 また現在のファイル名をクリアします。 アクセラレータ Meta-N もこの機能を実行します。 この操作は、Undo 機能によって取り消すことが可能です。

Open...
Fig ファイルを開くためのポップアップ・パネルを開きます。 詳細については File パネル を参照して下さい。

Merge...
1つ、あるいはそれ以上の Fig ファイルを現在の図にマージするためのポップアップ・パネルを開きます。 詳細については File パネル を参照して下さい。

Save
編集中の図を現在のファイルにセーブします。

Save As...
編集中の図を指定したファイルにセーブするためのポップアップ・パネルを開きます。 詳細については File パネル を参照して下さい。

Export...
図を PostScript、GIF などの様々なフォーマットで出力するための ポップアップ・パネルを開きます。 詳細については エクスポート を参照して下さい。

Print...
図を PostScript プリンタへ印刷するためのポップアップ・パネルを開きます。 詳細については 印刷 を参照して下さい。

Exit
xfig を終了します。 アクセラレータ Meta-Q も同じ意味を持ちます。

図が変更され、まだセーブされていない場合には、 ポップアップ・パネルが開かれ、ファイルへのセーブを行なった後に終了するか、 ファイルへのセーブを行なわずに終了するか、 もしくは操作を取り消すかの選択を求められます。

xfigHUPINT などのシグナルによって終了させられた (例えば、kill コマンドや xfig の内部エラーによって) 場合には、 xfig は図をファイル SAVE.fig にセーブしようとします。

Recent files (1 2 3 4...)
File メニューの Exit の下には、 最近ロードされた Fig ファイルのリストが置かれます。 このリストに含まれるファイルの数は、 ユーザーのホーム・ディレクトリの .xfigrc ファイルで、 あるいは Global Settings パネル で 設定することができます。 保存することのできるファイル名は最大9個です。

Edit メニュー

[ Edit menu ]

Undo
直前に行なわれた、オブジェクトの入力、削除、あるいは編集の操作を取り消します。 アクセラレータ Meta-U もこの機能を実行します。

多段階の undo はサポートされていません。 Undo が2回クリックされた場合には、 最初の Undo の前の状態に戻ります。

Paste Objects
事前にカット・バッファにコピーされたオブジェクト (COPY、 及び DELETE を参照) を現在の図にペーストします。 アクセラレータ Meta-T もこの機能を実行します。

オブジェクトはキャンバス上のマウス・カーソルの近くに表示され、 その状態で位置を移動させた後で マウスボタン1 (`place object') をクリックすることによって、 指定した場所に置くことができます。 オブジェクトを元の位置に置きたい場合には、 マウスボタン2 (`place at orig posn') をクリックします。

この機能は、他の図の一部を 編集中の図の中にコピーするために用いることができます。 同じユーザーが複数の xfig を実行している場合には カット・バッファはそれらの xfig のあいだで共有されますので、 xfig を複数起動した状態で、 それらの xfig のあいだでのコピーを行なうこともできます。 ファイルに格納されている図全体を編集中の図の中にコピーしたい場合には、 File パネル を用いて ファイルをマージすることができます。

通常、カット・バッファとしては ユーザーのホーム・ディレクトリの ``.xfig'' ファイルが用いられます。

Paste Text
テキストの入力に際してこれを選択すると、 PRIMARY カット・バッファ (xterm の cut/paste バッファ) に格納されたテキストが挿入されます。 アクセラレータ F18、及び/もしくは F20 も同じ機能を持ちます。

Search/Replace...
図の中の Text オブジェクトの文字列の検索、 及び/もしくは置換を行なうためのパネルを開きます。 アクセラレータ Meta-I もこの機能を実行します。 詳細については 検索と置換 を参照して下さい。

Spell Check...
図の中の Text オブジェクトのミス・スペルをチェックするためのパネルを開きます。 アクセラレータ Meta-K もこの機能を実行します。 詳細については スペル・チェック を参照して下さい。

Global settings...
HTML ブラウザ、スペル・チェッカ、目盛の上でのマウスの追跡などの、 大域的な設定を表示するための Global Settings パネル をポップアップします。 アクセラレータ Meta-G もこの機能を実行します。

Set unit...
寸法の単位の設定のための Unit パネル をポップアップします。

View メニュー

[ View menu ]

Redraw
キャンバスの内容の再描画を行ないます。 アクセラレータ Meta-R、 及び Ctrl-L もこの機能を実行します。

Portrait/Landscape
キャンバスのオリエンテーション (方向) を、 Portrait (横長) と Landscape (縦長) の間で変更します。 このオリエンテーションは ExportPrint に際しての デフォルトのオリエンテーションとしても用いられます。

デフォルトのオリエンテーションは、 コマンド行オプションによって 指定することができます。 また、fig ファイルをロードした際には、 オリエンテーションはそのファイルの内容に応じて自動的に変更されます。

Zoom in
キャンバス上の表示を拡大します。 Shift-Z もこの機能を実行します。 ズームも参照して下さい。

Zoom out
キャンバス上の表示を縮小します。 小文字の z もこの機能を実行します。 ズームも参照して下さい。

Zoom to fit canvas
図全体がキャンバスに表示されるように拡大/縮小します。 Ctrl-Z もこの機能を実行します。 ズームも参照して下さい。

Pan to origin
キャンバス上の表示を原点 (0, 0) に移動します。 キャンバスのスクロールも参照して下さい。

以下の項目については、メニュー項目の前の ``*'' は その設定が ON となっていることを示します。

Show page borders
キャンバス上のページ境界の表示の on/off を切り替えます。 これが on となっている場合、 xfig は現在選択されている用紙サイズ (サポートされている用紙サイズについては ExportingPrinting を参照) に対応するページ境界と用紙サイズの名前を キャンバス上に (デフォルトでは) 薄い青の線で表示します。 アクセラレータ Meta-B もこの機能を実行します。

Show depth manager
Depth マネージャ・パネルを表示し、 あるいは隠します。 詳細についてはレイヤー (Depth)を参照して下さい。

Show info balloons
バルーン・ヘルプの表示の on/off を切り替えます。 バルーンはマウスが xfig のボタンやその他の領域の上に動かされてから 少しの遅延の後にポップアップし、そのボタンなどについての情報を表示します。

このポップアップの遅延は Global Settings パネル で設定できます。

Show line lengths
線や円などの入力に際しての線の長さの表示の on/off を切り替えます。 これが on となっている場合、 xfig は入力中の線の近くにその線の長さを赤で表示します。 アクセラレータ Meta-L もこの機能を実行します。

Show vertex numbers
Fig オブジェクトの頂点のラベルの表示の on/off を切り替えます。 これが on となっている場合、 xfig はキャンバス上のオブジェクトのそれぞれの頂点に 描画の順序でラベルを付けます。 これは確認のためにのみ有用です。

Help メニュー

[ Help menu ]

Xfig Reference (HTML)...
Web ブラウザ (Fig.browser リソースで設定されたもの。 デフォルトは netscape) を起動し、 このマニュアルを表示します。

How-To Guide (PDF)...
PDF ビューア (Fig.pdfviewer リソースで設定されたもの。 デフォルトは acroread) を起動し、 Peter Hiscocks によって書かれた xfig チュートリアルを表示します。

Man pages (PDF)...
PDF ビューア (Fig.pdfviewer リソースで設定されたもの。 デフォルトは acroread) を起動し、 xfig のマニュアル・ページを表示します。

About Xfig...
xfig のバージョンや著作権に関する情報を表示するウィンドウを開きます。

[ About Xfig ]


File パネル

File パネルは、 fig ファイルのロードやセーブなどのための機能を提供します。 図を fig ファイル以外の形式 (PostScript など) で出力したい場合には Export を、 また図の中にイメージを挿入したい場合には IMPORTING PICTURE OBJECTS を 使用します。

これらのパネルは、OpenMerge、及び Save のような、 操作を反映する下部のボタン列を除き、ほとんど同じように見えます。

[File Panel]

File Status
これは現在編集中の図が変更されているかどうかを示します。

# of Objects
これはその図に含まれているオブジェクトの数を示します。 複数のオブジェクトを含む複合オブジェクトは 1個のオブジェクトとして扱われます。

Figure Offset
ファイルのロードやマージに際して図をシフトさせる距離を指定します。 図は、ここで指定された距離だけ、右、もしくは下へシフトされます。 負の値を指定することにより、 図を左、もしくは上へシフトさせることも可能です。 距離の単位は、InchesCentimeters、及び Fig Units (xfig 3.x では 1/1200 インチ) から選択することができます。

Current File
現在編集中のファイルの名前はここに表示され、 Filename フィールドにファイル名を入力せずに Save ボタンをクリックした場合にはそのファイルへのセーブが行なわれます。

ファイルのロードやセーブを行なった場合には、 Current File はそのファイル名に変更されます。

Filename
ロードやセーブの対象とするファイルを指定します。 このフィールドが空の場合には、 Current File に表示されているファイルがアクセスされます。

Filename フィールドのファイル名は、 Fig Files リストのファイル名をクリックするか、 もしくはキーボードから直接入力することによって変更することができます。 ファイル名を入力した後に return をタイプすると、 Open パネルにおいてはそのファイルが開かれ、 Save As パネルにおいてはそのファイルへセーブされ、 また Merge パネルにおいてはそのファイルがマージされます。

Fig Files
ここには現在のディレクトリの中のファイルの一覧 (Filename Mask で指定されたパターンに一致するもの) が表示されており、 その中からファイルを選択することができます。

このリストの中のファイル名をマウスボタン1でクリックすると、 そのファイル名が Filename フィールドにコピーされます。 また、このリストの中のファイル名をマウスボタン1でダブル・クリックすると、 Open パネルにおいてはそのファイルが開かれ、 Save As パネルにおいてはそのファイルへセーブされ、 また Merge パネルにおいてはそのファイルがマージされます。

Filename Mask
ここで指定されたパターンに一致する名前のファイルのみが Fig Files リストに含められます。 パターンは UNIX のシェルで用いられるものと同様のものであり、 ``*'' や ``?'' などの メタ・キャラクタを用いることができます。

このフィールドで return をタイプすると、 Rescan ボタンがクリックされた場合と同様に 現在のディレクトリがスキャンされます。 この文字列の初期値は ``*.fig *.fig.gz *.fig.[Zz]'' であり、 圧縮されたものを含む fig ファイルに一致しますが、 これは必要であればリソース Fig*file-panel*mask*string によって変更することができます。

Current Dir
これは現在のディレクトリを示しており、 Fig Files リストには このディレクトリの中のファイルが表示されます。

Current Dir フィールドのディレクトリ名は、 Directories リストのディレクトリ名をクリックするか、 もしくはキーボードから直接入力することによって変更することができます。 ディレクトリ名を入力した後に return をタイプすると、 Rescan ボタンをクリックした場合と同様に そのディレクトリの中のファイルがスキャンされ、 Fig Files リストの内容が更新されます。

Directories
ここには現在のディレクトリの中のディレクトリの一覧が表示されており、 このリストのいずれかの項目をマウスボタン1でクリックすると そのディレクトリへの移動が行なわれます。 通常はここには隠しディレクトリは表示されませんが、 これは Show Hidden ボタンによって切り替えることができます。

``..'' は親のディレクトリを示しています。 親ディレクトリへの移動は、Fig Files リスト、 もしくは Directories リストの上で マウスボタン3をクリックすることによって行なうこともできます。

Home
このボタンをクリックすると、 ユーザーのホーム・ディレクトリへ移動します。

Show Hidden
このボタンをクリックすると、 隠しディレクトリ (名前が ``.'' で始まるディレクトリ) を 表示する状態と表示しない状態とが交互に切り替えられます。 デフォルトでは、隠しディレクトリは表示されないようになっています。

Rescan
このボタンをクリックすると、 現在のディレクトリの中のファイルで Filename Mask に一致するものがスキャンされ、 Fig Files リストの内容が更新されます。 アクセラレータ Meta-R も同じ意味を持ちます。

Cancel
このボタンをクリックすると File パネルが閉じられます。 アクセラレータ Meta-C、及び Escape も同じ意味を持ちます。

行なわれた操作 (Open、Merge、あるいは Save) に応じて、 以下の3つのボタンのいずれか1つのみが表示されます。

Open
このボタンをクリックすると、 Filename フィールドで指定されたファイルから図が読み込みまれます。

ファイルの読み込みに先立って、キャンバスの内容は消去されます。 キャンバス上の図に何らかの変更が行なわれており、 かつその後でセーブが行なわれていないならば、確認ウィンドウが開かれ、 その図を捨てて新しいファイルを読み込むか、 もしくは新しい図のロードを取り止めるかの選択が求められます。

図は、Figure Offset で指定された距離だけ シフトして読み込まれます。

xfig は、compress、もしくは gzip によって圧縮されたファイル (拡張子が .Z.z、もしくは .gz であるファイル) も読むことができます。 圧縮されたファイルの読み込みに先立って、それらのファイルは gunzip によって uncompress されます。 通常、uncompress されたファイルは 圧縮されたファイルが置かれていたディレクトリに格納されますが、 そのディレクトリが読み込み専用である場合には その代わりにテンポラリ・ディレクトリ (普通は /tmp) に格納されます。

新しいバージョンの xfig は 常に古いバージョンの xfig で作成された fig ファイルをロードすることができますが、 その逆は成り立ちません。 古いフォーマットのファイルをロードした場合には、 xfig はその旨をユーザーに通知し、 またセーブに際してファイルを現在のバージョンのフォーマットに変更します。 Fig ファイルを古いバージョンのフォーマットでセーブする方法はありません。

Open ボタンに加え、 選択したファイルを編集するために別の xfig を起動するための New xfig... と書かれたボタンが用意されています。 これは完全に独立したプロセスとなりますが、 cut/paste 機能を用いて それらの xfig のあいだでオブジェクトをコピーすることが可能です。

Merge
このボタンをクリックすると、 Filename フィールドで指定されたファイルから図が読み込みまれ、 キャンバス上の図とマージされます。

Open と同様、 図は Figure Offset で指定された距離だけシフトされます。

Save
このボタンをクリックすると、 Filename フィールドでファイル名が指定されている場合には そのファイルへの、 さもなくば Current File で示されている ファイルへのセーブが行なわれます。 また、File メニューから Save を選択した場合には、 File パネルを開かずにこれと同様の動作をします。

Current File とは異なる、 既に存在するファイルへのセーブを行なおうとした場合には、 セーブを行なうかどうかを確認するための確認ウィンドウが開かれます。 また、Current File とは異なるファイルへのセーブを行なった場合には、 そのファイル名が Current File に設定されます。

ファイルのセーブに先立って、 元のファイル (もしあれば) をバックアップ・ファイルとして残すために、 そのファイルは拡張子 ``.bak'' を付けた名前に変更されます。


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